[岡山の塾・進学塾] 県内トップ高校を目指す本格的な進学塾です。

　加藤学習塾は、昭和六十二年に数名の生徒とともに始めさせて頂きました。
皆さまのおかげを持ちまして、現在お預かり致しております多くの生徒とともに創立から38年目を迎えております。
皆様には心よりお礼申し上げます。

　塾を始めさせて頂きました昭和六十二年頃は、子どもたちの数も多く、学力競争も全面的に現れていたころで、少しでもいい点を取ることに重きが置かれ、ともすれば高得点を取ったらいい子、点数が低ければ悪い子、といった風潮があったように思います。
そして「学歴社会」という言葉が、何の疑問もなく堂々と存在していたように感じています。

　しかし、経済・文化・環境などを含めた社会全体の変化により、求められる教育や教育に対する見方も変わってきました。
戦後の高度経済成長期に代表される「工業社会」では、画一的な教育が行われ，子どもたちも一つのものさし（どれだけ得点できたか、どの学校に合格したかなど）で評価されがちでした。
それが近年では「個」を大切に捉えた教育や見方が求められてきています。
すなわち「１００点取ったからいい、５０点だからダメ」ではなく、１００点の子どもも５０点の子どもも、一人ひとりがその結果に至るまでの過程で、どれだけの力を身につけ前進することができたか、もっと大きく捉えると、本人が自己成長できたかを大切に考えるようになってきました。
（一長一短ありますが、相対評価から絶対評価への移行もその表れです。）
特に昨今のめまぐるしい進歩、変化に伴い、今後も新しい様々な物事が洪水のように押し寄せてくることが予想できます。
そのような「情報化社会」では「○○学校を出た」「今○○の知識を持っている」ということより、「○○学校を卒業する」ために、また、「○○の知識を身につける」ために、その過程で新しい情報を学び取る力をどれだけ身につけているかが問われる時代になりました。

　私ども、加藤学習塾では、塾での学習指導を通じて、子どもたちの学び取る力（学習力）を向上させていきたいと考えております。
子どもたち自らが動機付けを行うことから始まり、前向きに素直な心で努力し、工夫し、継続していくことのできる力が大切だと思っております。
そしてそれが彼らの人間力、生きる力に繋がるものと信じています。

　私ども加藤学習塾の講師陣は、これからますます変わっていく社会で、その学習力（自己教育力）を向上させ、人間力、ひいては生きる力を養って、子どもたち一人ひとりが自己実現に向かって進んでほしいと心から願っています。　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塾　長　　加藤　杉文