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TOP加藤だより アーカイブ 中3も必読! 中2の英語の勉強のしかた

2013年11月23日 土曜日 中3も必読! 中2の英語の勉強のしかた     ( 加藤だより アーカイブ )

2004年10月号の加藤だより(塾 NEWSLETTER)です。

中3も必読!
中2の英語の勉強のしかた



 中2の英語はその習う文法単元が、中1と較べずっと多くあります。中3と較べても、質と深さでは譲るとしてもその量は多く、基本事項をとにかくたくさん学習します。中2の学習を終えれば、易しい英文なら、自分の思ってることをほとんど表現できます。最近の高校入試の一つの傾向である自由英作文だったら、中3の文法を使わなくとも、中1と中2の知識で十分書けます。つまり、それほど大切な学年だということです。
 中1と中2で学習するのは次のような項目です。

   中1
  1.Be動詞 
     2.一般動詞
     3.命令文
     4.疑問詞のある疑問文
     5.助動詞can
     6.現在進行形
     7.過去形(規則動詞)

   中2
     1.過去形(不規則動詞)
     2.be動詞の過去形と過去進行形
     3.未来形
     4.助動詞
     5.There is 〜構文
     6.付加疑問文
     7.不定詞
     8.動名詞
     9.二重目的語
     10.比較
     11.受動態
     12.接続詞

 ところで、生徒のミスはあちこちの文法で多発しますが、中1も中2も含めて、一番たくさん起こるのはどの文法事項かおわかりですか。それは中1の1・2・4です。冠詞(a,an)のつけ忘れ、Be動詞と一般動詞の文法の混同、三単現のS のつけ忘れ、疑問詞のある疑問文に対する答え方、などです。これは一般的にも指摘されていることですし、加藤学習塾でも全く同じことが毎年発生しています。

 中学校での英語学習を木に例えれば、中2は大きな枝です。その大きな枝には、上にあげたように文法事項が多くあります。それに加えて中1ではあまりなかった「文法事項を利用した応用問題、発展問題」が出てきます。
 その事項を習っていた中1のときは基本問題という形でしか出てこなかったのです。ワークなら左のページに書いてあることを右のページの問題にそのまま書き写せば答えになるような、ひねりも思考も何もいらない問題(問題とも呼べるかどうか)が多かったわけです。それが中2になると、その事項が全てわかったものとして応用の形で出てくるのです。すると中1ではできていたつもりの事柄が全くできなくなってくることがあるのです。

 例をあげて説明してみましょう。

・she finished doing her homework by nine.
 (彼女は9時までに宿題をし終えた。)

 これは動名詞の基本文法です。finish,enjoy,stop のあとは動名詞がきます。
 
・I'm looking forward to seeing you.
 (あなたに会えるのを楽しみにしています。)

 look forward to 〜(〜を楽しみに待つ)のイディオムで、前置詞(to)のあとは動名詞がくる、不定詞は取らないという文法ですね。

 【入試での出題の代表例】
 (問い)次の( )内の適する語を選べ。
 I'm looking forward to (see,seen, seeing ) you.

 解答はseeing ですが、多くの生徒はsee を選ぶでしょう。なぜなら、to があり、不定詞と考えるからです。

 基本の文法でもこのようにあいまいな知識であるために間違えることが多いのです。応用レベルになりますともっとたいへんです。じゃあ、どうすればいいのでしょうか?

 漫然と勉強するのではなく、全体の中の一部という意識を持って一つ一つの文法を学習すること。それには習ったことの基本は最低しっかり暗記しきること、そして忘れないよう深く頭に焼き付けることです。その為にはどう英語に取り組むか自分で考え、実行することです。

 知識は正確なものでないと通用しません。あいまいで、どこかで聞いてきたようなことを、ただあてずっぽうに言い続けて「当たった、当たった。」と喜ぶ生徒がたくさんいます。

 今習ったことをすぐに簡単な基本問題でできたからといって、それは知識が身に付いたということにはなりません。応用問題が解けて初めて身に付いたと感じていいものなのです。そのためには、とにかく正確な知識にするように自分で考え続けなければなりません。

英語学習の基本をあげておきます。これを自分の方法にできるまで実行してみてください。

【英語学習の基本】
  1.よく考えながら読むこと!
  2.声を出して読むこと、即ち耳を刺激すること!
  3.手で覚える(たくさん書く)こと!
  4.基本構文を暗記すること!
  5.ノートを活用すること!
  6.復習して、自分の頭で考えること!

 

 

加藤学習塾 【岡山県岡山市の進学塾】

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