今すぐ資料請求

  • はてなブックマークに追加
  • del.icio.us に登録

TOP加藤だより アーカイブ「こども向けネットマナー検定」ができました

2013年08月25日 日曜日 「こども向けネットマナー検定」ができました     ( 加藤だより アーカイブ )

2004年9月号の加藤だより(塾 NEWSLETTER)です。

「こども向けネットマナー検定」ができました


先頃、長崎県佐世保市で起きた小学6年生女児による同級生殺害事件にはずいぶん心が痛みました。その中でとりわけショックだったのが、原因の発端がインターネット上での書き込みであったということでした。

 昨今インターネットは私たちの生活に深く入り込み、もはやインターネットを通さないと申し込みできない企画があったり、買えないものがあったりするのは珍しくなくなりました。

 こどもたちの世界ではもっとネット使用が進んでいます。学校の授業で使用法を学び、学校のコンピュータで実践しているのですから、親よりもはるかに使いこなしているのは当然かもしれません。とすると、親の知らないところまでインターネット使用は進んでいるということです。しかも、こどもが何か問題あることをしたら、それは無条件に親の責任となってくるのです。
 
ただ、ここで怖いと思うのは、インターネット上では誰もが一人の人間として扱われるということです。大人もこどももありません。こどもが十分な社会的トレーニングを受けていないからといって、それを大目に見てくれることがないのです。しかも海外ともつながっているインターネットでは、すべてのことは日本だけの発想では収まりがつかず「普通はこうだから」という面が通用しないのです。となると、ますますいろいろなルールやマナーを守ることが、自己を守るために必要になってきます。

財団法人インターネット協会(本部:東京)では、昨年初めてインターネットマナールール検定を実施し始めたが、このたびそのこども版である「こども向けインターネットルールマナー検定」を実施することになりました。
 主な対象は小学校高学年から中学生で、8月10日から9月10日までの一ヶ月間、同協会のホームページから無料で受けられます。(同協会HP=http://www.iajapan.org/ )

 これまでの大人向けの検定では「ネットでの自由と責任についての考え方」などについて選択式問題が出題されていました。こども版では、その言葉づかいをやさしく改めた上で、インターネット利用に必要な基礎知識のほか、自分を守り、他人に迷惑をかけないためのルールやマナーに関して選択問題30問が出題されます。このうち27問以上正解なら合格になります。希望すれば有料で合格証カードも発行してくれるそうです。

 先に書いた事件では、インターネット上に文章を書き込んで会話する「チャット」が問題になりましたが、やはりこどもたちがルールやマナーを学ぶ以前には、チャットに参加するべきではないというのが同協会の考え方です。
じかし、大阪府が昨年行った調査によれば、パソコンの利用経験があるのは小学校高学年で95.8%に上り、利用を始める時期が早まっている様子がうかがえます。そのなかでインターネットの利用も年々増えており、不十分な知識で「出会い系サイト」や通信販売、オークションを通じての詐欺事件などに巻き込まれていることがよくあるのです。大人が思う以上にこどもの世界にインターネットは入っています。この検定を親子で受けて、話し合いの材料にしてみられたらいかがでしょうか。

 

 

加藤学習塾 【岡山県岡山市の進学塾】

電 話

086-955-9870

受付時間

8:00〜22:00

定休日・備考

無し

住 所

〒702-8038

岡山県岡山市南区松浜町1-3

交 通

JR山陽本線岡山駅 バス30分 徒歩60分 バス停「松浜町」前すぐ

ページトップへ