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TOP塾長日記 いいお話を・・ 「褒める」 ことの難しさ

2020年02月02日 日曜日 「褒める」 ことの難しさ     ( 塾長日記 いいお話を・・ )

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子どもたちをめぐって暗いニュースが続いている昨今、子褒ほめ条例の取り組みは、まちとしての一つの見識と言えるでしょう。
しかし、その運営にあたっては課題も少なくないようで、検討するものの条例制定に至らない自治体が多いのも実情です。

「褒めるのは難しい。甘やかすのとは違うし、褒められてうれしいと感じないと、前向きな自信につながらない。条例という形がいいかどうかは議論があると思うが、こうした動きを機に、地域の大人が子どもたちを見守り、関わっていくことができれば」 とは、「全国子どもをほめよう研究会」 代表の福留勉さん (聖徳大教授)

もともと日本人は、人を褒めるのが苦手という指摘を聞きます。
アメリカの学校では、褒めることが教育の根幹になっているそうです。
手を変え品を変え、子どもを褒めます。子どもの気をくじくような言葉は使わないようにして、自信を持たせ、自尊心を養っているようです。
ですから、人前でも普通に自分の子どもを褒めたり自慢したりします。
日本人はどうでしょうか。謙遜からか、気恥ずかしさからか見下げてしまいがちです。
そしられた子どもは、“何で人前でけなすの?” と、ひどく嫌悪し悲しくなってしまいます。

さて、子どもを上手に褒めるには、ほめ言葉 (語彙) が豊富かどうかもあるでしょう。
子どもが絵を描いても、ただ 「上手ね」 だけで は子どもの心に届きません。
まずは、一人ひとり子どもの魅力を発見すること、併せて “未熟さ” に 気づくことではないでしょうか。
どの子どもにも多くの魅力があるはずです。
同時に未熟なところもあります。
未熟ということは、言い換えれば、まだ成長していない、これから成長する可能性があるということです。
子どもの魅力を理解すると同時に、これから成長するのをどう手伝ってあげられるかを考えるのが大人の役割と言えそうです。
そういう点からも、褒めることには大きな意義があると思うのです。


 

 

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