今すぐ資料請求

  • はてなブックマークに追加
  • del.icio.us に登録

TOP創作物語:自叙伝にトライ藤岡歩自叙伝 姉とのエピソード

 

 

藤岡歩自叙伝 姉とのエピソード

「自叙伝創作物語」2024もがんばります。

オギャーと生まれて。。。
今日まで
たくさんの方々に感謝です。

5月は母の日
母代わりの亡き姉からのメッセージ3連
「いつも笑顔をありがとう」
「今日はなんだかいい日になりそう」
「人生良いほうに考えよう」

◇安藤伸江〈藤岡歩〉物語、
ほのちゃん創作もお楽しみください。
安藤伸江

対 象

実施日

エピソード集

人生良いほうに考えよう 料理できなくても…

陳健一さんの圧力鍋を送って頂いたとき
お姉ちゃんのメッセージは

圧力鍋で作れる説明書も入れておきますね。
とありましたが…

歩は…お料理が得意ではないのです〜

あ!でも最近…
お赤飯がグッドでした〜のよ。
お姉ちゃんに
食べてもらいたかったなあ〜。

お正月の鮭の昆布巻きも上手だったのよ
(過去形:笑)

姉のメッセージ読み返していて
思い出したわ。
「歩の得意な昆布巻きに使ってください。」
と…
かんぴょうを送ってくれたのよね。
かんぴょう作る方々がいなくなってきて…
と姉の悲しそうな声も聞こえてきました。

今日はなんだかいい日になりそう 供養の大切さ

姉のメッセージ
今年のお盆にお寺に電話して
塔婆をあげて頂きました。

9月8日にお墓参りをしてきました。
お母さん9月○○日命日ですものね。

なかなかお墓参りに行けないで、
何か胸につかえていたものが
下りたようで、
帰りはとてもすがすがしい気持ちで
帰ってきました。

少しですが仏様にお供え下さい。
「暑さ寒さも彼岸まで」
と云いますが
朝晩しのぎ易くなりましたが、
暮々もお身体に気をつけて下さい。

歩は姉の優しさと
ご先祖様の供養を大切にする姉の姿に
感銘を受けました。

いつも笑顔ありがとう 5月は母の日

素敵な言葉を添えた裏側の
お姉ちゃんからのメッセージ

この辺では、十五夜と十三夜に
新米でけんちん汁を食べます。
少しですが、
野菜とお米入れておきます。
里芋とても美味しいです。
煮て召し上がって下さい。

お姉ちゃんから届く送り箱が
歩はいつも楽しみでした。

母からの送り物のようで
何が入っているのかなぁ?
とワクワクしたものです。

明日があるさ 3月12日姉だけの記念日

🍐ラ・フランスのお礼のメッセージ
ラ・フランスありがとう…
○○○○○○(孫)に
東京のおばさんのラ・フランスは
木のお家にお洋服を着ているのよ
と伝えたら、目をまるくしてました…

メッセージの裏を見たら
[明日があるさ なんとかなるよ]
お饅頭の包み紙かしら(笑)
お姉ちゃんらしいなぁと…
歩は妙に元気になりました。

12日の今日、先ほど偶然発見❣️
これは至急至急更新です。

姉の歴史的記念日3月12日
ここから新たな
第二の人生始まりだったのね。
姉のドキドキ、ワクワク…
目に浮かびます。
きっと姉は…
ソワソワ ソワソワ 
動き回っていたように思います。

でも〜 大丈夫!
明日があるさ なんとかなるよ
これで生き抜いたわね。
歩の姉は強いんじゃ〜🤣

姪の結婚式

💖姉の長女の結婚式後
姉から届いた手紙と写真

…とても和やかな式を挙げることが…
成人式、結婚式いつもお花を…
華を添えるの言葉通り、
いつまでも花の色が思い出されます…
野菜、柿…
温かい物でも作って…
風邪をひかないように…

歩はおばさんになってしまったのだ(笑)

この立ち姿を見て気づいたわ。
あ!身長一緒だわ〜と
姉とはよく似てると思う
じっとしていられない!
いつも何かをしている。
フーテンの明さん譲りだ。

姉と初めて二人で出かけたのは
母が亡くなってからの彼岸の日
池袋まで行って
お姉さんと食事でもしてきたら
歩の夫が言ってくれたのだ。

駅についたとたん
二人は早い早い…
デパート内の飲食フロアー
チャッチャカと歩いている。
お姉ちゃん早いね〜
歩も早いよ。
この早歩き話しで二人は大笑いした。

で!なに美味しい物食べたのって?
外食慣れしてない二人だと分かった瞬間だった
気づいたら
うどんセットなるものでした。
歩は一言
敏美お姉ちゃんのうどんの方が美味しいよ。
姉は
人に作って貰える特別な美味しさがあるよね。
姉はすごいなぁと
感心した歩だったのだ。

姉敏美と歩の思い出

「歩」「敏美お姉ちゃん」と
小さい頃からずっ〜とこの呼び名でした。

◆バラの花
「誕生日には〇〇さんが
必ずバラの花束をくれるの」
電話の向こうに聞こえる
姉の嬉しそうな声

聞こえてくるようです

◆いちばん多い姉の手紙
季節に合わせたいたわりの言葉満載で

◆たくさんの贈り物に感謝
今年はたくさんなったよと
柿 干し柿も 

りんごのこだわりもあったわね
青森の紅玉じゃないとだめなのよと
アップルロールケーキ
歩はリンゴの季節になると楽しみでした

牛乳はお腹に優しいからいいのよと
手作り牛乳入りうどん

年末恒例 餅つきしたわよと
つきたてのお餅…

干支をモチーフにした色紙は毎年
あの忙しいお姉ちゃん
いつ作っているんだろう?
歩は不思議でした

手作りの小物もたくさん
ティッシュ入れ

今も大活躍しているのが
陳健一さんの圧力鍋…
わ!すご!
こんなに早く煮える
歩は初めて見る圧力鍋に大興奮でした。

ミラクルスポンジもびっくり!
電話越しで興奮している姉も凄かった

「これすごいんだよ。
どんな汚れも落ちるんだよ。
今までゴシゴシやってて…
なんだったのって感じよ。
歩もこすってごらん。
なんでも落ちるから」
敏美お姉ちゃんの声が
ミラクルだったわ(笑)

絶賛するだけあって
たしかにすごかった

安藤伸江自叙伝(藤岡歩)

安藤伸江の家族構成

主人公:藤岡歩(ふじおかあゆむ)
〈旧姓元岡伸江 もとおか〉
父:藤岡明(あきら)
母:藤岡シゲ

生まれた場所:板橋区成増
(モスバーガー成増1号店愛好者)

お乳がたりなくて、
ビイービイー泣いてばかりいた。
お母さん子で、
母の傍を離れない子だった。
保育園、小学校に行くのが
大嫌いでした。

幼少期の歩

昭和〇〇年の春、
成増産院で
オギャーと産声を上げた女の子は歩。
歩への母の愛は、
ここから始まった。
今でも歩の手元にある
母子手帳とへその緒(お)。
そしてまた、
ここから始まる母の苦労物語。
とにかく父は、家にいない。
事業を起こしたと思えば、失敗。
その失敗にもこりず、
各地を渡り歩く、
まるでフーテンの寅さん! 
いやいやフーライボウの明さんや。

「今日も長い時間、
列車に乗ってるなあ。
足だるいなあ〜。
靴脱ぐと靴下汚れるしなあ〜。
引く紙もないしなあ〜。
こんなとき、
スリッパあったら助かるなあ。
スリッパ持ち歩くのも
面倒くさいしなあ。
あっ!
そうだ使い捨ては便利だぞ!」
頭の中を練り回し、
デザイン、柄、色など。
列車の到着
さぞかし早かっただろうね。

列車の長旅は疲れると思いきや、
使い捨てスリッパを考案し
売り歩くが一向に売れない。
スリッパ持たなければならないほど、
他の人は
長旅などそんなにしないのである。

『父よ! 
あなただけなのである
長旅ばかりしている人は…』

でも…
『今ならお父さんの気持ちが
すごくわかるよ。
歩は、
お父さんと同じ生き方しているから。
次から次へといろいろな発想が
出てくるのってすごく楽しい。』

いわゆる出稼ぎだが、
父は放浪の旅である。
なぜって?
お金を全然入れないのだから。
後年、
使い捨てスリッパは大ブーム。
父の先見の目は、あったのだ。
ただ、ちょっと早かった。
もう少し後だったら、
一発逆転。
母の質屋通いも のがれられたのに。

当然、
我が家は貧しく、食料も買えない。
ミルクが足りなくて
ビィービィー泣いていた歩なのだ。
質屋に入れる物も底をつく。
最後の頼みの綱は祖母だ。
十二人の我子を育て上げた祖母に、
頭が上がらない父。
母は三女、上から4番目。
祖母の血を受け継ぎ、
母も強かった。

珍しく父が帰ってきた。
「歩〜。風呂行くぞ〜。」
三才になった歩は、
父に連れられ銭湯へ。
事件はそこで起きるのだ。
歩を抱いた父が
深い湯舟へ入った瞬間、
浸かっている人の足に
つまずいたのだ。
転びそうになる父は、
歩を手から離して
バランスを保った。
「あ!歩が消えた。」

『消えない! 消えない! 
あなたが、ふか〜い湯の中に
落としたんだろうが。』

みんなで探し出し、
完全に沈んでいた歩を
助けだしたと、
後年、父から聞いた。
泣きじゃくる歩を抱き
家へとすぐさま帰る。
風呂も牛乳も
楽しむどころではない。
歩は、
母の姿を見るなり泣きじゃくり
抱きついたまま、
母から離れようとしなかった。
それから歩のお風呂嫌い、
水嫌いは始まり、
いまだに泳げない。
父の傍にも寄らない。
「歩〜。風呂行くぞ〜。」
と父に言われても、
歩は、母に抱きつき、
絶対について行かなかった。
風呂落っことし事件後、
父はすぐに旅へと逃げた。
長期留守にしている父に、
居場所はなかったのだろう。
しばらくは、
帰ってこなかった。

 

 

希教育 (スクールのぞみ)@赤塚のトレーニング教室・速読解

電 話

03-3979-6866

受付時間

12:30〜13:00

定休日・備考

火曜 祝日*お電話は平日土曜上記時間にお願い申し上げます。

住 所

〒175-0092

東京都板橋区赤塚2-1-12 パンダビル3階

交 通

東武東上線下赤塚駅 北口改札前:有楽町/副都心線歩3分

ページトップへ