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TOP公開:伝記文の問題と解答偉人:飛行機発明のライト兄弟

 

 

偉人:飛行機発明のライト兄弟

ライト兄弟

◆ライト兄弟(きょうだい)を知(し)る◆  

兄 (あに) ウイルバー:1867年〜1912年
弟 (おとうと)オービル :1871年〜1948年

 空(そら)をとぶ きかいのけんきゅうは、すでにおこなわれていましたが、ひこうきをかんせいさせたのは、アメリカの町(まち)で自転車店(じてんしゃてん)をひらいていた兄(あに)ウィルバーと弟(おとうと)オービルの兄弟(きょうだい)です。
 こどものころ、きかいいじりが だいすきで、「人(ひと)をのせて空(そら)をとべるきかい」にとてもきょうみがあったふたりは、いもうとの こわれた おもちゃのしくみを しらべ設計図(せっけいず)にかき「空(そら)とぶおもちゃ」づくり、人間(にんげん)がのれる おおだこづくりなど いろいろチャレンジしました。

 おとなになったライト兄弟(きょうだい)は、空(そら)をとぶ夢(ゆめ)をじつげん させるため、研究(けんきゅう)にかかるお金(かね)をためるため自転車(じてんしゃ)の製造(せいぞう)と修理(しゅうり)の工場(こうじょう)を始(はじ)めました。

 1896年(ねん)、グライダー飛行(ひこう)をしていたオットー・リリエンタールがグライダーの飛行(ひこう)実験中(じっけんちゅう)、突風(とっぷう)をよこからうけ ついらくし命(いのち)をおとしました。
 これを知(し)ったライト兄弟(きょうだい)は、グライダーの実用化(じつようか)の成功(せいこう)をみずに亡(な)くなったリリエンタールの意志(いし)をついで、「安全(あんぜん)に空(そら)をとぶ機械(きかい)」をつくろうとけっしんします。

 ライト兄弟(きょうだい)は、図書館(としょかん)でリリエンタールのかいた「飛行機械(ひこうきかい)」という 本(ほん)をはじめ飛行機械(ひこうきかい)を研究(けんきゅう)していた人(ひと)たちがかいた本(ほん)をなんども読(よ)みかえし、機体(きたい)のバランスのとりかたがわからないことをしります。リリエンタールの墜落(ついらく)もこれが原因(げんいん)です。

 自転車(じてんしゃ)のしごとをしていた兄弟(きょうだい)は、すぐにバランスをとるためには ハンドルがひつようなことに きづき、店(みせ)の裏(うら)に物置小屋(ものおきごや)をたてグライダーの模型(もけい)づくりをはじめます。
 あるとき、ウィルは力(ちから)のいれぐあいで紙箱(かみばこ)がねじれるのにきづき、箱(はこ)のようにした二枚(にまい)の翼(つばさ)を、箱(はこ)をねじるようにしながらバランスをとるしくみをかんがえだし研究(けんきゅう)の第一歩(だいいっぽ)をあゆみだします。
ライト兄弟(きょうだい)は、たことグライダーで研究(けんきゅう)をはじめ、1900年(ねん)、一人(ひとり)のりのグライダーを作つくり実験(じっけん)しますが、あまりよい結果(けっか)はでませんでした。そのご、二号機(にごうき)、三号機(さんごうき)とつくり、三号機(さんごうき)では、千回(せんかい)以上(いじょう)も風(かぜ)にのって空中(くうちゅう)をとぶことができました。

そのころ、蒸気(じょうき)エンジンからガソリンエンジンが自動車(じどうしゃ)につかわれるようになりました。ライト兄弟(きょうだい)は、自分(じぶん)たちで飛行機用(ひこうきよう)のガソリンエンジンをつくり、そのエンジンをグライダーの中心(ちゅうしん)にとりつけ、そこからチェーンで左右(さゆう)のプロペラをまわす ほうほうをとりフライヤ一1号(ごう)をつくり実験(じっけん)にせいこうします。

世界(せかい)で最初(さいしょ)の動力飛行(どうりょくひこう)がかんせいしたのです。ながいあいだ、人々(ひとびと)が「空(そら)をとびたい」と願(ねが)っていた夢(ゆめ)がかなったしゅんかんです。
このとき、この成功(せいこう)にたいしてアメリカの人々(ひとびと)は、あまり関心(かんしん)をもちませんでした。
そのごも、ライト兄弟(きょうだい)は飛行機(ひこうき)の改良(かいりょう)をかさね、1908年(ねん)にフランスでおこなわれた飛行大会(ひこうたいかい)で2時間(じかん)20分(ぷん)13秒(びょう)もとびつづける記録(きろく)をだし世界(せかい)の人々(ひとびと)をおどろかせました。
私達(わたしたち)が自由(じゆう)に世界(せかい)をとびまわるようになる始(はじ)まりです。


◆ライト兄弟(きょうだい)を知(し)る◆  
問題一  
こどものころは、ライト兄弟(きょうだい)はどんな子(こ)でしたか。

問題二  
「空飛ぶ機械(そらとぶきかい)をつくろう」とけっしんしたのはどうしてですか。

問題三  
リリエンタールのグライダーが おちたのはどうしてですか。

問題四  
ライト兄弟(きょうだい)が本(ほん)を調(しら)べて知(し)ったことはどんなことですか。

問題五  
ライト兄弟(きょうだい)は、どのようなほうほうで動力飛行(どうりょくひこう)を成功(せいこう)させましたか。

問題六  
ライト兄弟(きょうだい)を)んだ感想(かんそう)を書(か)きましょう。

◆ライト兄弟(きょうだい)を知(し)る◆
 
▼ 調(しら)べてみましょう。
設計図(せっけいず)                 
突風(とっぷう)

▼ 考(かんが)えてみましょう。 
飛行機事故(ひこうきじこ)がおきる原因(げんいん)と、それを防(ふせ)ぐ方法(ほうほう)をたくさん書(か)きましょう。

▼ 「自分用(じぶんよう)の空(そら)とぶ機械(きかい)」を発明(はつめい)しましょう。
絵(え)をかき、どんな装置(そうち)があるか ことばで せつめいしましょう。

*ノートにやりましょう。

対 象

実施日

伝記 ライト兄弟 ルビあり 解答例

伝記 ライト兄弟 ルビありの文章 解答例

◆ライト兄弟(きょうだい)を知(し)る◆ 
■解答例(かいとうれい) 参考(さんこう)
にしてください。

問題一  
こどものころは、ライト兄弟(きょうだい)はどんな子(こ)でしたか。
◼機械(きかい)いじりがだいすきで、「人(ひと)をのせて空(そら)をとべる機械(きかい)」にとてもきょうみがあった二人(ふたり)は、いもうとのこわれたおもちゃのしくみを調(しら)べ設計図(せっけいず)にかいて「空(そら)飛(と)ぶおもちゃ」づくりや、人間(にんげん)がのれるおおだこづくりなど いろいろチャレンジしていた子(こ)。

問題二  
「空(そら)飛(と)ぶ機械(きかい)をつくろう」と決心(けっしん)したのはどうしてですか。
◼飛行(ひこう)実験中(じっけんちゅう)、墜落(ついらく)し命(いのち)をおとしたリリエンタールの意志(いし)をつごうとおもったから。 

問題三  
リリエンタールのグライダーがおちたのはどうしてですか。
◼飛行実験中(ひこうじっけんちゅう)、突風(とっぷう)を横(よこ)からうけたから。

問題四 
ライト兄弟(きょうだい)が本(ほん)をしらべてしったことはどんなことですか。
◼機体(きたい)のバランスのとりかたがわからないこと。

問題五 
ライト兄弟(きょうだい)は、どのようなほうほうで動力飛行(どうりょくひこう)をせいこうさせましたか。
◼バランスをとるしくみをかんがえ、飛行機用(ひこうきよう)のガソリンエンジンをつくり、そのエンジンをグライダーの中心(ちゅうしん)にとりつけ、そこからチェーンで左右(さゆう)のプロペラをまわしてとぶほうほう。

問題六 
ライト兄弟(きょうだい)をよんだ感想(かんそう)を書(か)きましょう。

◆ライト兄弟(きょうだい)を知(し)る◆   
▼ 調(しら)べてみましょう。
設計図(せっけいず)  
突風(とっぷう)

▼ 考(かんが)えてみましょう。 
飛行機事故(ひこうきじこ)がおきる原因(げんいん)と、それをふせぐほうほうをたくさん書(か)きましょう。

◼人間(にんげん)の操縦(そうじゅう)ミス。→体(からだ)がつかれないようにする。ぐあいが悪(わる)いときは むりをしない。

◼飛行機(ひこうき)が故障(こしょう)しないようにする。→きちんと点検(てんけん)や修理(しゅうり)をする。

◼天気(てんき)がわるくて つよい風(かぜ)などをうける。→天気(てんき)が わるいときは とばない。 

◼かみなりがおちて機械(きかい)が故障(こしょう)する。→かみなりに つよい機械(きかい)をつくる。  など

▼ 「自分用(じぶんよう)の空(そら)とぶ機械(きかい)」を発明(はつめい)しましょう。
絵(え)をかき、どんな装置(そうち)があるか ことばで せつめいしましょう。

伝記 ライト兄弟 ルビなしの文章

伝記 ライト兄弟 ルビなしの文章

◆ライト兄弟を知る◆

兄 ウイルバー:1876年〜1912年
弟 オービル :1871年〜1948年

空を飛ぶ機械の研究は、すでに行われていましたが、飛行機を完成させたのは、アメリカの町で自転車店を開いていた兄ウィルバーと弟オービルの兄弟です。
 子供の頃、機械いじりが大好きで、「人を乗せて空を飛べる機械」にとても興味があった二人は、妹のこわれたおもちゃの仕組みを調べ設計図に書き「空飛ぶおもちゃ」作り、人間が乗れる大だこ作りなど色々チャレンジしました。
 大人になったライト兄弟は、空を飛ぶ夢を実現させるため、研究にかかるお金をためるため自転車の製造と修理の工場を始めました。
 1896年、グライダー飛行の大家オットー・リリエンタールがグライダーの飛行実験中、突風を横から受け墜落し命を落としました。
 これを知ったライト兄弟は、グライダーの実用化の成功を見ずに亡くなったリリエンタールの意志を継いで、「安全に空を飛ぶ機械」を作ろうと決心します。
 ライト兄弟は、図書館でリリエンタールの書いた「飛行機械」という本をはじめ飛行機械を研究していた人達が書いた本を何度も読み返し、機体のバランスのとり方がわからないことを知ります。リリエンタールの墜落もこれが原因です。
 自転車の仕事をしていた兄弟は、すぐにバランスをとるためにはハンドルが必要なことに気づき、店の裏に物置小屋を建てグライダーの模型作りを始めます。
 ある時、ウィルは力の入れぐあいで紙箱がねじれるのに気づき、箱のようにした二枚の翼を、箱をねじるようにしながらバランスをとる仕組みを考え出し研究の第一歩を歩み出します。
ライト兄弟は、たことグライダーで研究を始め、1900年、1人乗りのグライダーを作り実験しますがあまり良い結果は出ませんでした。その後、二号機、三号機と作り、三号機では、千回以上も風に乗って空中を飛ぶことが出来ました。
その頃、蒸気エンジンからガソリンエンジンが自動車に使われるようになりました。ライト兄弟は、自分たちで飛行機用のガソリンエンジンを作り、そのエンジンをグライダーの中心に取り付け、そこからチェーンで左右のプロペラを回す方法をとりフライヤー1号を作り実験に成功します。
世界で最初の動力飛行が完成したのです。長い間、人々が「空を飛びたい」と願っていた夢がかなった瞬間です。
この時、この成功に対してアメリカの人々は、あまり関心を持ちませんでした。
その後も、ライト兄弟は飛行機の改良を重ね、1908年にフランスで行われた飛行大会で2時間20分13秒も飛び続ける記録を出し世界の人々を驚かせました。
私達が自由に世界を飛び回るようになる始まりです。

◆ライト兄弟を知る◆  
問題一  
子供の頃は、ライト兄弟はどんな子でしたか。

問題二  
「空飛ぶ機械を作ろう」と決心したのはどうしてですか。

問題三  
リリエンタールのグライダーが落ちたのはどうしてですか。

問題四  
ライト兄弟が本を調べて知ったことはどんなことですか。

問題五  
ライト兄弟は、どのような方法で動力飛行を成功させましたか。

問題六  
ライト兄弟を読んだ感想を書きましょう。

◆ライト兄弟を知る◆
▼ 調べてみましょう。
設計図
突風
                         
▼ 考えてみましょう。 
飛行機事故が起きる原因と、それを防ぐ方法をたくさん書きましょう。

▼ 「自分用の空飛ぶ機械」を発明しましょう。
絵を描き、どんな装置があるか言葉で説明しましょう。

*ノートにやりましょう。

ルビなしの文章 解答例

◆ライト兄弟を知る◆  
◼解答例 参考にしてください。

問題一  
子供の頃は、ライト兄弟はどんな子でしたか。
◼機械いじりが大好きで、「人を乗せて空を飛べる機械」にとても興味があった二人は、妹のこわれたおもちゃの仕組みを調べ設計図に書いて「空飛ぶおもちゃ」作りや、人間が乗れる大だこ作りなど色々チャレンジしていた子。

問題二  
「空飛ぶ機械を作ろう」と決心したのはどうしてですか。
◼飛行実験中、墜落し命を落としたリリエンタールの意志を継ごうと思ったから。 

問題三  
リリエンタールのグライダーが落ちたのはどうしてですか。
◼飛行実験中、突風を横から受けたから。

問題四  
ライト兄弟が本を調べて知ったことはどんなことですか。
◼機体のバランスのとり方がわからないこと。

問題五  
ライト兄弟は、どのような方法で動力飛行を成功させましたか。
◼バランスをとる仕組みを考え、飛行機用のガソリンエンジンを作り、そのエンジンをグライダーの中心に取り付け、そこからチェーンで左右のプロペラを回して飛ぶ方法。

問題六
ライト兄弟を読んだ感想を書きましょう。

◆ライト兄弟を知る◆ 
▼ 調べてみましょう。
設計図
突風

▼ 考えてみましょう。 
飛行機事故が起きる原因と、それを防ぐ方法をたくさん書きましょう。
◼人間の操縦ミス。→体がつかれないようにする。
ぐあいが悪いときは無理をしない。
◼飛行機が故障しないようにする。→きちんと点検や修理をする。
◼天気が悪くて強い風などをうける。→天気が悪い時は飛ばない。 
◼かみなりが落ちて機械が故障する。→かみなりに強い機械を作る。  など

▼「自分用の空飛ぶ機械」を発明しましょう。
絵を描き、どんな装置があるか言葉で説明しましょう。


▼ 考えてみましょう。 応用編
飛行機事故が起きる原因と、それを防ぐ方法をたくさん書きましょう。
◼人間の操縦ミス。→経営者は過密な労働にならないよう配慮し、本人も体調が思わしくないとき等は、決して無理せず自ら上司に告知する。
◼機体点検の際、ねじの閉め忘れなどの修理ミス。→細かい作業でも気を抜かないで慎重に行う。また、修理後は第三者が再チェックする。
◼機体が天候不良の影響を受ける。→天気予報をしっかりチェックし無理な飛行はしない。 
◼落雷などで計器が故障する。→落雷に対応できる機体や計器を開発する。 等

 

 

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