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TOP公開:伝記文の問題と解答偉人:発明王 エジソン

 

 

偉人:発明王 エジソン

◆エジソンを知(し)る◆  
トマス・アルバ・エジソン:1847年〜1931年

 トマス・アルバ・エジソンは、屋根板(やねいた)をつくる 工場(こうじょう)を やっている おとうさんと がっこうの せんせいを していたことがある おかあさんの三ばんめの子(こ)として、1847年(ねん)、アメリカのオハイオ州(しゅう)ミランに うまれました。
「なぜ?」「どうして?」とうるさいくらいに なんでもきくエジソンに、まわりの人(ひと)はこまってしまいます。
また、せんせいや ともだちからは「のろまのトマス」とからかわれ、あたまがわるいとまで されてしまいました。
 エジソンは、わからないことがあると じゅぎょうちゅうでも かまわず先生(せんせい)に なんでも しつもんするので、じゅぎょうに ならなくて こまる先生(せんせい)からは
「よけいなことをきくんじゃない。」
とおこられます。
そんなことがあり エジソンは7才(さい)で がっこうをやめ、がっこうの先生(せんせい)だった おかあさんに べんきょうを みてもらうようになります。
 むずかしい本(ほん)を たくさんよみ、とくに科学史(かがくし)と技術史(ぎじゅつし)に きょうみを もつようになったエジソンは、家(いえ)の地下室(ちかしつ)に実験室(じっけんしつ)まで つくり、いろいろな実験(じっけん)をしました。
10才(さい)のとき、はたらくことは たのしいと おもっていたエジソンは、野菜(やさい)うりをして 実験(じっけん)の どうぐや薬品(やくひん)を かいました。
 12才(さい)のときには、列車(れっしゃ)のなかで、新聞(しんぶん)や雑誌(ざっし)などを うるしごともしました。
 あるとき、エジソンは、貨物列車(かもつれっしゃ)にひかれそうになった駅長(えきちょう)の こどもを たすけたことから、駅長(えきちょう)に かんしゃされ、おくった信号(しんごう)を ことばにかえる電信(でんしん)という技術(ぎじゅつ)を おしえてもらうようになります。
その技術(ぎじゅつ)でエジソンは じぶんで電信局(でんしんきょく)を ひらき、16才(さい)のときには、駅(えき)の電信係(でんしんがかり)になります。
 発明家(はつめいか)になろうとおもっているエジソンは ねるじかんも とらずに研究(けんきゅう)と実験(じっけん)をつづけていきます。
1868年(ねん)には、自動式投票記録装置(じどうしきとうひょうきろくそうち)で はじめて特許(とっきょ)もとり、
相場表示機(そうばひょうじき)、ユニバーサル印刷機(いんさつき)と
つづけて発明(はつめい)しました。
このユニバーサル印刷機(いんさつき)を つかう権利(けんり)は4万ドル(まんどる)でうれ、この資金(しきん)で工場(こうじょう)をたてました。
 このころは、モールスの発明(はつめい)した電信(でんしん)がつかわれていましたが、この電信(でんしん)は、どうじに りょうほうから 電信(でんしん)を おくることが できませんでした。エジソンは、これができるように 研究(けんきゅう)を つづけます。そして、一本(いっぽん)の電線(でんせん)で二(ふた)つの通信(つうしん)をどうじに おくることができる二重電信機(にじゅうでんしんき)も発明(はつめい)しました。
「天才(てんさい)とは、1パーセント(ぱーせんと)のひらめきと、99パーセント(ぱーせんと)の努力(どりょく)である。」
というエジソンの ことばどおり、観察(かんさつ)と実験(じっけん)をつづけ、たいへんな努力(どりょく)をしました。
炭素送話機(たんそそうわき)、蓄音機(ちくおんき)(しゃべるきかい)、
発熱電灯(はつねつでんとう)などの 発明(はつめい)により
1300をこえる特許(とっきょ)もとりました。
 エジソンが発明(はつめい)したものは、せいかつに とても やくにたつものが おおかったので世界(せかい)じゅうの 人々(ひとびと)から 感謝(かんしゃ)され、
「発明王(はつめいおう)エジソン」とよばれ尊敬(そんけい)されました。
 電灯(でんとう)が発明(はつめい)されて 50年(ねん)たった 1929年(ねん)10月(がつ)21日(にち)には、アメリカや世界中(せかいじゅう)の国々(くにぐに)でお祝(いわ)いの会(かい)がひらかれました。
その2年後(ねんご)の1931年(ねん)10月(がつ)18日(にち)、エジソンは 84才(さい)でなくなります。
おそう式(しき)の日(ひ)、アメリカの人々(ひとびと)は、一分間(いっぷんかん)いっせいに電灯(でんとう)をけしてエジソンの死(し)をかなしみました。

ここから問題です。
       
問題一  
小(ちい)さいころ、エジソンはどんな子(こ)でしたか。

問題二  
少年(しょうねん)のころ、エジソンはどのような勉強(べんきょう)をしましたか。

問題三  
文章(ぶんしょう)のなかにあるエジソンが発明(はつめい)したものをぜんぶ書(か)きましょう。

問題四  
二重電信機(にじゅうでんしんき)は、どのようなことができるのですか。

問題五  
エジソンを読(よ)んだ感想(かんそう)を書(か)きましょう。

◆エジソン(えじそん)を知(し)る◆ 
▼ 調(しら)べてみましょう。
特許(とっきょ)
権利(けんり)

▼ 考(かんが)えてみましょう。 
『天才(てんさい)とは、1パーセント(ぱーせんと)のひらめきと、99パーセント(ぱーせんと)の努力(どりょく)である』
これは、どういうことでしょうか。

▼ 考(かんが)えてみましょう。
エジソンが 亡(な)くなったとき、一分間(いっぷんかん) いっせいに電灯(でんとう)を 消(け)したのは どうして でしょうか。

*ノートにやりましょう。

対 象

実施日

伝記 エジソン ルビあり文章の解答例

伝記 エジソン 解答例 ルビあり文章

エジソンを知(し)る
◼解答例(かいとうれい) 参考(さんこう)にしてください。

問題一  
小(ちい)さいころ、エジソンはどんな子(こ)でしたか。
◼「なぜ?」「どうして?」となんでもきき、先生(せんせい)やともだちからは「のろまのトマス」とよばれていた子(こ)。

問題二  
少年(しょうねん)のころ、エジソンはどのような勉強(べんきょう)をしましたか。
◼むずかしい本(ほん)をたくさんよみ、とくに科学史(かがくし)と技術史(ぎじゅつし)に きょうみをもつようになると家(いえ)の地下室(ちかしつ)に実験室(じっけんしつ)までつくり いろいろな実験(じっけん)もした。

問題三  
文章(ぶんしょう)のなかにあるエジソンが発明(はつめい)したものをぜんぶ書(か)きましょう。
◼自動式投票記録装置(じどうしきとうひょうきろくそうち)
相場表示機(そうばひょうじき)、ユニバーサル印刷機(いんさつき)
二重電信機(にじゅうでんしんき)、 炭素送話機(たんそそうわき)
蓄音機(ちくおんき)(しゃべる機械(きかい))、発熱電灯(はつねつでんとう)

問題四  
二重電信機(にじゅうでんしんき)は、どのようなことができるのですか。
◼一本(いっぽん)の電線(でんせん)で二(ふた)つの通信(つうしん)をどうじに おくることができる。

問題五  
エジソン(えじそん)を読(よ)んだ感想(かんそう)を書(か)きましょう。


◆エジソンを知(し)る◆   

▼ 辞書(じしょ)で 調(しら)べてみましょう。
特許(とっきょ)
権利(けんり)

▼ 考(かんが)えてみましょう。 
『天才(てんさい)とは、1パーセント(ぱーせんと)のひらめきと、99パーセント(ぱーせんと)の努力(どりょく)である』
これは、どういうことでしょうか。
◼ひらめきはだれにでもあるが、それを実現(じつげん)させるために努力(どりょく)することが大切(たいせつ)であるということ。(エジソンのことば)
◼努力(どりょく)をつみかさねることが成功(せいこう)につながること。 など
 
*みなさんの身近(みぢか)なことをれいにあげてかんがえてみましょう。

▼ 考(かんが)えてみましょう。
エジソンが亡(な)くなったとき、一分間(いっぷんかん)いっせいに電灯(でんとう)を消(け)したのはどうしてでしょう。
◼電灯(でんとう)のありがたさを感(かん)じ、それを発明(はつめい)してくれたエジソンにかんしゃをささげるとともに黙(もく)とうするため。  など

伝記 エジソン ルビなし文章はこちら

伝記 エジソン ルビなしの文章

◆エジソンを知る◆ 
トマス・アルバ・エジソン:1847年〜1931年

 トマス・アルバ・エジソンは、屋根板を作る工場をやっているお父さんと学校の先生をしていたことがあるお母さんの三番目の子として、1847年、アメリカのオハイオ州ミランに生まれました。
「なぜ?」「どうして?」とうるさいくらいになんでも聞くエジソンに、まわりの人はこまってしまいます。また、先生や友達からは「のろまのトマス」とからかわれ、頭が悪いとまでされてしまいました。
 エジソンは、わからないことがあると授業中でもかまわず先生になんでも質問するので、授業にならなくてこまる先生から
「よけいなことを聞くんじゃない。」
と怒られます。
そんなことがありエジソンは7才で学校をやめ、学校の先生だったお母さんに勉強を見てもらうようになります。
難しい本をたくさん読み、特に科学史と技術史に興味を持つようになったエジソンは、家の地下室に実験室まで作り色々な実験をしました。
10才のとき、働くことは楽しいと思っていたエジソンは、野菜売りをして実験の道具や薬品を買いました。
12才のときには、列車の中で、新聞や雑誌などを売る仕事もしました。
 ある時、エジソンは、貨物列車にひかれそうになった駅長の子供を助けたことから、駅長に感謝され、送った信号を言葉に変える電信という技術を教えてもらうようになります。その技術でエジソンは自分で電信局を開き、16才の時には、駅の電信係になります。
 発明家になろうと思っているエジソンは寝る時間もとらずに研究と実験を続けていきます。
1868年には、自動式投票記録装置で初めて特許も取り、相場表示機、ユニバーサル印刷機と続けて発明しました。このユニバーサル印刷機を使う権利は4万ドルで売れ、この資金で工場をたてました。
 この頃は、モールスの発明した電信が使われていましたが、この電信は、同時に両方から電信を送ることができませんでした。エジソンは、これができるように研究を続けます。そして、一本の電線で二つの通信を同時に送ることができる二重電信機も発明しました。
「天才とは、1パーセントのひらめきと、99パーセントの努力である。」
というエジソンの言葉どおり、観察と実験を続け、大変な努力をしました。
炭素送話機、蓄音機(しゃべる機械)、発熱電灯などの発明により1300をこえる特許も取りました。
 エジソンが発明したものは、生活にとても役に立つものが多かったので世界中の人々から感謝され、「発明王エジソン」と呼ばれ尊敬されました。
 電灯が発明されて50年たった1929年10月21日には、アメリカや世界中の国々でお祝いの会が開かれました。
その2年後の1931年10月18日、エジソンは84才でなくなります。
おそう式の日、アメリカの人々は、一分間いっせいに電灯を消してエジソンの死を悲しみました。

ここから問題です。
 
問題一  
小さい頃、エジソンはどんな子でしたか。

問題二  
少年の頃、エジソンはどのような勉強をしましたか。

問題三  
文章の中にあるエジソンが発明したものをぜんぶ書きましょう。

問題四  
二重電信機は、どのようなことができるのですか。

問題五  
エジソンを読んだ感想を書きましょう。

◆エジソンを知る◆ 
▼ 調べてみましょう。
特許                    
権利
                          
▼ 考えてみましょう。 
『天才とは、1パーセントのひらめきと、99パーセントの努力である』
これは、どういうことでしょうか。

▼ 考えてみましょう。
エジソンが亡くなった時、1分間いっせいに電灯を消したのはどうしてでしょうか。

伝記 エジソン ルビなしの文章 解答例

エジソンを知る
◼解答例 参考にして下さい。

問題一  
小さい頃、エジソンはどんな子でしたか。
◼「なぜ?」「どうして?」となんでも聞き、友達や先生からは「のろまのトマス」とよばれていた子。

問題二  
少年の頃、エジソンはどのような勉強をしましたか。
◼難しい本をたくさん読み、特に科学史と技術史に興味を持つようになると家の地下室に実験室まで作り色々な実験もした。

問題三  
文章の中にあるエジソンが発明したものをぜんぶ書きましょう。
◼自動式投票記録装置、相場表示機、ユニバーサル印刷機、二重電信機炭素送話機、蓄音機(しゃべる機械)、発熱電灯

問題四  
二重電信機は、どのようなことができるのですか。
◼一本の電線で二つの通信を同時に送ることができる。

問題五  
エジソンを読んだ感想を書きましょう。


▼ 辞書で調べてみましょう。
特許
権利

▼ 考えてみましょう。 
『天才とは、1パーセントのひらめきと、99パーセントの努力である』
これは、どういうことでしょうか。
◼ひらめきはだれにでもあるが、それを実現させるために努力することが大切であるということ。(エジソンのことば)
◼努力をつみかさねることが成功につながること。  など
 *みなさんの身近なことを例にあげて考えてみましょう。

▼ 考えてみましょう。
エジソンが亡くなった時、1分間いっせいに電灯を消したのはどうしてでしょうか。。
◼電灯のありがたさを感じ、それを発明してくれたエジソンに感謝をささげるとともに黙とうするため。   など

 

 

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