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TOPWILLの卒業生たち第7回前半 『夢は未来へ続く』 K.T君

2014年08月02日 土曜日 第7回前半 『夢は未来へ続く』 K.T君     ( WILLの卒業生たち )

K君が中3の6月のことであった。
すべての授業が終了し10時を回った頃、K君のお父様から「子供のことで塾長に相談したい」とのお電話があった。
そして10時20分ごろ来塾。話はK君の進学のことについてだった。
「塾長、Tを神奈川県のK高校に入学させたいと思って」
そう切り出されたのである。
思いもよらぬ学校の名前があがった。全国に名前が知れた超名門高校であった。

K君がWILLに入塾したのは小6の春。
当時から体格の良かったK君は野球と勉強を両立させながら四年間塾へ通い続けた。成績は真ん中よりは少し上の成績ではあったが、なかなかトップレベルの成績には行かなかった。
一方、野球に置いては中2の秋。素晴らしい成績を収め一躍注目を浴びる存在となった。その頃のK君は野球で進学するかそれとも勉強で進学するか、まだ悩んでいた。

そのK君が志望校に決めたのが先述のK高校であった。
通常で受験すれば偏差値70を優に超える成績が必要だ。しかしながら、K高校は野球の上手さだけでは入学はさせてくれない。野球の技術の上にさらに学校での成績を見られたのである。全科目の評定平均が4.2以上(5段階評価)でなければ試験を受ける資格も無いという。

K君の成績では全く足りていなかった。
私はお父様のご希望に添えるのかどうか本当に不安だった。K高校へ進学する以上当然野球の技術を上げなければならず、それと同時に成績も大きく上げなければならなかったからだ。

ところが、志望校を決定したK君の表情がその時から大きく変わっていった。
野球で遠征をする時以外は必ず塾の授業を出席した。夏期講習、土曜特訓もすべてこなすかたわら、少年野球の練習も続けていった。
二学期に入り成績は大幅に上昇。そして、成績評定は見事“4.2”をもらえたのである。

やっと受験資格が得られたのである。
ところが本当の戦いはそれからだった。


後半へ続く

 

 

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