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TOPWILLの卒業生たち第8回 『有言実行』 M.K君

2014年09月10日 水曜日 第8回 『有言実行』 M.K君     ( WILLの卒業生たち )

「塾長、二回甲子園に招待しますよ」

R高校の合格発表の後、塾を訪れたM君の言葉である。
それ以前に私の教え子で甲子園に出場した選手が二名。どちらも一度限りの甲子園出場だった。
だから「俺を二回甲子園に行かせてくれよ」とM君に声をかけていたのだ。

M君が入塾したのは中1の春。
以来三年間、中学校で野球を続けながら通塾を続けてくれた。そして三年生では忙しい野球のかたわら、夏期講習も受講した。すべて夏期講習を出席とはいかなかったものの、欠席した授業はほとんど夜の補習に出席していた。
中学野球では近畿大会まで出場し準優勝を飾ってきたのだ。

しかしながら中学校時代に軟式野球の経験しかなかったM君がR高校で一年生でレギュラーを獲得し、その翌年一度目の甲子園出場を果たすとは誰が予想しただろうか。
その時は三回戦で歳内投手(現阪神)率いる聖光学院に負けてしまったが、まさかの二度目の出場が翌年の春に決まったのだ。
そして甲子園出場の10日ほど前、塾を訪れてくれたM君は“ベスト8以上”を公言してくれたのだ。

しかし、二度目のまさかが実現した。
順当に勝ち上がったベスト8で優勝候補の一角、智弁和歌山を10-3の大差で圧勝し、見事準決勝へコマを進めた。優勝した東海大相模には敗れたものの、公言通りベスト4進出を果たしたのである。
本来なら不可能とも思えること。それを言葉に出し、実現させてしまったのだ。まさに「有言実行」である。
勿論野球は一人の力だけで出来るものではないが、言葉に発して有り得ないことを実現させたM君の実行力には頭が下がる。

現在M君は東京のS大学で野球を続けている。
そして三年生になった今、ドラフト候補にまで名を連ねるほど活躍している。
今度大阪へ帰ってきた時。M君が私にどんな夢を語ってくれるのか。楽しみで仕方ない。

 

 

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