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気忙しい日々の中6月になり、もう一年の半分が過ぎようとしている。時の経つのが早いものだなあ、とつくづく思う。多分に年のせいもあるかもしれないが6月の言葉──明日は今日が過去になる──は、そんな自分に言い聞かせた言葉である。その日何もしないで過ごした一日も充実してやりきったと思える一日も、明日になればそれは既に過去になってしまう。それなら、日々をより充実した意義のある一日にしたいと今更になってしみじみと思うのである。
先月から塾内をキレイにしようと掃除を毎日し始めた。それは久々に教室を訪ねてきた兄の一言があったからだ。“塾汚いな”その言葉にドキっとした。毎日見ていると気にもならなかったが、そう言われて塾内を見まわしたらダンボールの箱や教材、プリントがあちこちに散乱し、教室内の汚れもいっぱい見えはじめてきた。こんな塾で生徒たちに勉強させているのかと思うと、本当に申し訳ない気持ちにもなった。子供達に少しでも気持ちよく勉強してもらいたい。そんな気持ちから掃除をし始めた次第である。
掃除をしていて気づく事がある。今まで汚かったドアや机がキレイに磨いていく度に元の輝きが蘇ってくる。そうだ。私の一番大切な仕事は、原石である子供達をいっぱい磨いて美しい宝石に育て上げる事だ。
今日も塾と生徒達を磨くために精一杯頑張ろう。
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