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こんにちは。
KEEN WIT 国語塾の京谷良輔です。
先週に引き続き、漢字の読み間違いの話をします。
私は小学校高学年の頃、ドカベンという野球漫画(大人向けに再編集されてルビがついていないもの)を読んでいました。
その中に登場する岩鬼という人物が、見解という漢字の読み方を教えてくれたのです。
それはこんな場面でした。
ある人物(誰だか失念しました)が岩鬼に対して、こう言いました。
「それは見解の相違というものだよ」
私はこのセリフを読んで、見解という言葉を初めて知り、「みかい」(今思えば随分と奇妙な湯桶読みですが)と読みました。
すると直後に岩鬼が、
「け…見解の相違って何やねん」
と返したのです。
私は岩鬼のセリフを読んで、「け」をヒントにして、見解は「けんかい」と読むのだと気づきました。
岩鬼が言葉に詰まらなければ、私はいつか人前で「みかいの相違」と言い、恥をかいていたかもしれません。
岩鬼様様ですね。
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