川口市（旧鳩ヶ谷市）の学習塾　【大野プライベートスクール】

５教科の定期試験で、１教科あたりの平均点が50点台であるにもかかわらず、学年順位が「真ん中程度」。これが現在の旧鳩ヶ谷市の中学の現状です。
このままですと、学年順位が中程度でも、鳩ヶ谷高校（偏差値43〜46）に合格できないという危機的状況に陥ります。
今こそ、学力の底上げを徹底して行わなければなりません。

とは云うものの、ごく一部の生徒を除いては、学力面では「どうでもいい」ムードが漂っています。学習塾の折り込みチラシはどこも「偏差値の高い高校に何名合格」という文字ばかりが大きく載っていますが、旧鳩ヶ谷市の中学生の大多数は、その範疇にいません。自分の中学の学年順位を見て「だいたい　このくらい出来ればいいや」、という＜井の中の蛙＞的考えを捨てさせ、持てる能力を信じ「完璧にできる」を目指す生徒を育成しなければ、この地域の未来は暗くなるばかりです。

森塾という、塾業界では名の知れた学習塾のセミナーに参加しました。１教室200名の生徒を平均してかかえ、現在52教室を運営している塾です。偏差値の高い高校へ合格させるので有名なのではありません。中程度以下の学力の子の定期試験得点を毎回のように15点〜30点ＵＰさせるので有名なのです。

教え方が上手なのでしょうか？いいえ違います。講師のほとんどが大学生です。分かるまで時間を惜しまず指導するのでしょうか？それも違います。当塾と同じ時間しか授業をしていません。キーポイントは「反復」です。間違えた問題や　その類似問題を繰り返し、家や塾で解かせているのです。

さて、ここでひとつ問題が生まれます。旧鳩ヶ谷市の中学生の多くが塾の宿題を熱心に家でやってこないという点です。当塾に限った話ではありません。知り合いの他塾の先生によると「15人中、まともにやってくるのは３〜４人かな」だそうです。森塾と同じシステムでは、力がつきません。そこで当塾ですでに行っている「課題テスト」をリニューアルすることによって、基礎学力・学習姿勢を鍛えることにしました。

2012年度は『鍛える塾』を目指します。学力は、簡単に伸びるものではありません。積み重ねの努力が必要ですし、その過程は苦しいかもしれません。しかし、「出来るようになった自分」を見つけた時の喜びは、計り知れないものがあるはずです。

４つのＰを柱にすえ、Ｐプロジェクトをスタートさせます。中学生の話だと高を括らないでください。小学生の段階から、将来の中学校生活や「高校入試」を見据えた授業を展開しなければならない状況にいるのです。

2011年度より、当塾出身（鳩中卒業）の大伍さんに力を貸してもらっています。中学時代は、学年トップの成績。現在は、早稲田大学生（2012年度は２年生）です。中学生の英語や国語、個別指導などを担当してもらっています。週２回なので、どの学年になるかは変動があります。よろしくお願いします。