今すぐ資料請求

TOP›子育て通信›第8回子育て通信

 

 

第8回子育て通信

第8回子育て通信

頭の良い子を育てる方法�◆糞�憶力を高める方法1)

子どもたちの勉強の様子を観察していると記憶力には大きな差があることに気づきます。同じ時間勉強したのに記憶の定着は個人差が大きいのです。記憶の差はどこから生まれてくるのでしょうか。

まず、おおまかに人の記憶の仕組みを見てみましょう。私たちの大脳の中で記憶をつかさどるところが三ヶ所あります。海馬と側頭葉と小脳です。

まず、勉強したことをしばらく蓄えておくところが海馬です。海馬とは「たつのおとしご」のことです。「たつのおとしご」に似ていることから名づけられました。頭の左右両方にある側頭葉の内側にそれぞれ一つずつあります。

海馬に蓄えられた情報は、寝ているときに側頭葉に移され長期間保存されることになります。夢を見ている時に記憶が海馬から側頭葉に移されていると言われています。つまり、海馬は一時的に記憶を保存する場所であり、記憶の本当の保存場所は側頭葉なのです。

もうひとつの小脳は自転車の乗り方や泳ぎ方など運動に関する記憶を蓄えるところで、体で覚える記憶で一度記憶すると消えることはありません。

海馬も側頭葉も小脳も生まれた時にはそれほど個人差はありません。しかし、成長過程で大きな個人差が生まれます。

特にその機能差が生まれてくるのが海馬です。
大脳細胞は生まれてきた時が一番多く、その後は消滅しているだけだと考えられてきましたが、20年ほど前に海馬の情報の入り口にある顆粒細胞だけは増減していることがわかってきました。

情報の全ての入り口とも言える海馬の顆粒細胞が増減するのですから、顆粒細胞の個人差は記憶力の個人差に大きく影響します。

この顆粒細胞は生まれてから三ヶ月ほどで消滅してしまいます。勉強に関する知識は、いったん海馬に蓄えられてから側頭葉に移されるので海馬の機能差は大きな記憶力の差となるのです。

この顆粒細胞の増減は、一定の時間にいかにたくさんの顆粒細胞を生み出すかにかかってきます。頭を使う(覚えようと意識すること)と顆粒細胞を生み出すスピードが上がり、使わないとそのスピードは遅くなります。

日々膨大な情報の中にいて、この情報を全て記憶するといくことは不可能です。ですから、私たちの記憶は覚えるべきものとそうでないものとを取捨選択して記憶しようと思ったものだけを記憶するのです。
ですから記憶しようとする意思が顆粒細胞を生み出しているのです。

顆粒細胞を増やすことに役立つのは勉強だけではなく、生活全般の情報ですから興味のある知識でも同じ効果があります。
いろいろなものに興味関心を持つ子どもとそうでない子どもは自ずと記憶力に差がでてくることになります。

記憶力を高めるには、興味関心の強い子に育てることが大切です。

子どもたちにとっては知らないことばかりで珍しいものに囲まれて生きていますので生まれつきの本能としていろいろなことに強い興味関心をもっています。

子どもが昆虫採集に夢中になっているのに「そんなことをしないで勉強しなさい。」・・・など
興味関心がなくなるように仕向けてしまう場合がありますので、この点は注意したいところです。

子どもたちがなにかに夢中になるということは、子どもたちの能力を育てる上で非常に大切なことです。勉強よりももっと効果があることなのです。

顆粒細胞を増やして海馬の機能を上げ、記憶力を良くするというのは記憶力を高める王道です。しかし、この時期を逃してしまったとしたら、今から顆粒細胞を増やすには時間がかかります。記憶力が低いと感じたら効率の良い勉強法を考えましょう。

効率よく覚えるためにはどうしたらいいかを考えるときに、二つの側面から考えることができます。

一つは、人は忘れやすい動物ですから、どうしたら忘れずに済むかということです。

認知心理学の分野で記憶の定着を研究したエビングハウスという人がいます。この人の研究では、記憶は一日たつと半分以下に減っている。しかし繰り返して何回も覚えると記憶の定着率は飛躍的に高くなるという実験結果を発表しています。その実験結果をグラフにしたものが、エビングハウスの忘却曲線と呼ばれています。

同じことを何回も繰り返して覚える。つまり復習が非常に効果的なのです。漢字を覚える時に一度に覚えようとしないで、三回くらい繰り返して覚えると定着率ははるかに高くなるのです。

中学の定期テストで一夜漬けで覚えたものが記憶に全く残っていないということがあります。定期テストでは良いが模擬テストの成績は良くないということが起こります。

学校の授業後に復習、定期テストの前にさらに復習、定期テストの前日にもう一度見直すといった勉強法をしていれば定期テストが終了しても忘れません。そして、全体にかかる時間も短縮できます。学校の授業終了後に復習するのは、まだ忘れていませんのでさほど時間はかかりません。復習していると結構覚えていますので定期テストの前の復習でもそんなに時間はかからないのです。

同じ時間をかけるにしても一度に覚えるよりも三回にわけて覚えるほうが記憶の定着ははるかに良いのです。

もう一つは、覚える時にどうしたら覚えやすいかという観点から考えてみることです。

大脳科学の分野では、「感情を伴った情報」「強い刺激」「繰り返される情報」が記憶に残りやすいと言われています。しかし、勉強においては「「感情を伴った感情」「強い刺激」というのはいつも使えるわけではありません。なかなか解けなかった問題が解けて感動する。ということはあると思いますが、いつも起こるとは限りません。

簡単で効果的な方法は、昔から言われている記憶法ですが、体を使って覚えるということです。読んで耳で聞いて、書いて目で見て記憶するという方法です。

声を出したり書いたりするには、一度頭の中で記憶し体に命令をしなければなりません。ここで、一度確実に覚えるという作業が必要になります。
声を出したことを耳で聞いた、書いたものを目で見たという記憶も残ります。
このように一度にたくさんの記憶をするための行動が起こります。目で見ているだけより一つの知識に対する情報量がはるかに多くなります。

海馬は覚えようと思うだけを記憶すると書きましたが、記憶力は記憶しようという意志と強い関係があります。
ただ目で見ているだけより、書いて読んで見て聞いて覚えるという作業は、記憶する意志を強くするという効果もあります。ただ眺めているだけなら、強い意志がなくてもできますが、声に出して読んだり書いたりするには明確な記憶するという意志がなければできません。これも記憶の定着に大きく影響します。

定期テストの勉強で、じっと問題集のまとめを眺めていても記憶はできません。
また、いきなり問題集を解きわからないところはまとめを見て答えを埋める。それでもわからないところは答えを見て書く。全部答えが埋め終わったら勉強は終わり。こんな勉強法では記憶できるはずがありません。

問題集を解くということは勉強ではありません。覚えたかどうか、出来るようになったかどうかをチェックしているだけです。問題集を解く前に理解して覚えるという作業が必要です。
問題集を解いて出来なかったところをもう一度理解し覚えるという作業も必要です。

理解して覚えたときと理解しないで覚えた時の記憶の定着率が大きく違うということも理解しておきましょう。










対 象

−

実施日

−

 

 

希教育 (スクールのぞみ)@赤塚のトレーニング教室・速読解

電 話

03-3979-6866

受付時間

10:00〜12:00

定休日・備考

火金 祝日:お電話は土曜上記時間にお願い致します。

住 所

〒175-0092

東京都板橋区赤塚2-1-12 パンダビル3階

交 通

東武東上線下赤塚駅 北口改札前:有楽町/副都心線歩3分

ページトップへ