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TOPのぞみ教育通信食と学力

2010年01月19日 火曜日 食と学力     ( のぞみ教育通信 )

 ■脳と栄養の関係■ 
 脳は常にハードな働きをしていますので、エネルギーの消費量が非常に多くなっています。例えば、成人男性の場合、脳のエネルギー消費量は体全体の18%にもなります。食事において私たちは、三大栄養素(炭水化物・脂肪・タンパク質)やビタミンやカルシウムなどのミネラルを摂っています。しかし脳がエネルギー源として使用しているのはブドウ糖だけです。ですから脳に栄養を十分に蓄えるためには、ブドウ糖を豊富に含んだ米、小麦粉などの穀類やはちみつ、砂糖などの糖類を摂取することが大切になります。
 ところで、ごはんとパンを比較したときに、どちらが脳のエネルギー源として優れているか?結論から言いますと、ごはんに軍配が上がります。
 ごはん、つまりお米はほかの糖質と比較すると消化に時間がかかりますが、それだけに血糖値は少しずつ上昇し、安定した状態が持続します。特に、試験勉強で頭を長い時間働かす受験生には、ごはんの方が有利といえます。
 脳の栄養として必要なものはほかにもあります。情報処理を行う脳の神経伝達物質の材料となるアミノ酸、神経伝達物質のやりとりをスムーズに行うn−3系多価不飽和脂肪酸、ブドウ糖をエネルギーとして利用する過程をスムーズに行ったり、神経伝達物質をつくったりするビタミン、ミネラルなどです。

■朝食が学力向上の決め手■
 スナック菓子や炭酸飲料などの間食過多、テレビの見過ぎなどによる睡眠不足なので、朝食を摂らない子どもの割合は昔に比べますと増えています。朝食を抜きますと、脳のエネルギー源が補給されない訳ですから、生活ならびに学習上にさまざまな悪影響を及ぼします。
 例えば、「眠い、または体がだるい→授業に集中できない→授業がつまらない→授業がわからない→成績が低迷する」というような、負のスパイラル状態からなかなか抜け出せないことになります。そして、朝食を摂る子どもと摂らない子どもとのペーパーテストの得点結果には大きな開きがあります。
*国立教育政策研究所「小・中学校教育課程実施状況調査 朝食の摂取状況によるペーパーテストの得点数」による*
 心身の健全な成長を図るためにも、まずは朝食をおいしく食べられるよう規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。特に、土曜日と日曜日に生活リズムが乱れがちですので、十分な注意が必要となります。

■受験生の夜食はほどほどに■
 夜食の食べ過ぎにも注意が必要です。ポイントは、消化の良いものを控え目にいただくということです。夜は身体を余り動かしませんので、カロリーの消費はそれほど多くありません。食べ過ぎますと、朝起きても空腹を感じない状態になります。そのため、ついつい朝食が疎かになり勝ちです。そして負のスパイラルに陥ることになります。
 また学習効果から考えても、深夜までの学習は能率がかなり落ち、自己満足に終始してしまうことが往々にしてあります。夜は睡眠をしっかりと取り、早朝に学習をした方が得策といえます。
 まずは、朝食をしっかりと摂る生活リズムをつけましょう。

 

 

希教育 (スクールのぞみ)@赤塚のトレーニング教室・速読解

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