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「文章を読む力」 をつけるコース |
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◆ 講座の目的
学習の基本スキルを身につける |
この講座は、学習の最も基本的な技能である“文章を読む”という能力を伸ばし、全ての教科において、 「自分で読んで理解する」 という学習の基本が身につくようトレーニングする講座です。 そして、学校の授業を受けるスキルと、家庭学習で自立学習を進めるスキルを養うことが究極の目的です。 |
◆ なぜ「文章を読む力」が大事なのか
スポーツでいうと 「走る力」 |
学力の基礎基本の部分、つまり学習というものは “まずは、ここから始まります(これができないと始まりません)” といった部分が 「文章を読む」 という行為です。 スポーツに例えると、 「走る」 ことと同じです。 どんなスポーツでも、 「走る」 という行為は必須の運動です。正しい走り方を身につけ、トレーニングすることによって、自らエネルギーを作り出し、筋力・持久力をつけ、心肺機能も高めます。 さらに、技術が向上すると、速く、長く、効率よく走ることができます。 学習において、 「文章を読む力」 は、この様にスポーツにおける 「走る力」 と同等の位置づけで、極めて重要なスキル (技能) です。 |
◆ 現実問題として起こっていること
自力で教科書を読むことができない??? |
例えば小学生であれば、生活科や社会科の教科書を、中学生であれば歴史や公民の教科書を一人で一章(数ページ)を数分で読んだとき、一度で内容をどれだけ理解できるかどうか、ということです。 優劣を両極端に比較しますと、読む力のある人は、全ての新しい知識こそ覚えられなくとも、何のことについて書かれているのかが明確にわかり、書かれていることについての質問に対して、すぐに検索することが可能です。 しかし、読む力のない人は、とにかく読み進めることに精一杯で、字面だけを追ってしまうため、ほとんど内容はつかめません。 もしもこれが授業の一場面であった場合、「書いてあるからある程度わかるはず」という前提で進んでしまうため、授業そのものの理解に深刻な影響を及ぼしてしまいます。 この両者の学力格差は歴然です。 後者は読んだ箇所をのちに理解できたとしても、そのための時間と労力は計り知れず、そもそも学習意欲をも阻害しかねません。 |
◆ 学習はどのように進めるのか(概要)
正しい走り方を身につけ、長距離が走れるよう伴走していきます |
1.「文章を読む」 つまり 「本を読む」 ことから始まります。 スポーツのランニングと同じく、まずは走り方の基本を学びます。 そのために、模範となる朗読を目で追いながら聞き、自分でも音読して読み方の練習をします。 2.短期間のうちに読書量をアップさせ、本 (文章や活字 ) に対する抵抗感を払拭します。 (半年で30冊以上を目標にします。) 3.読書と並行して、 「情報取り出し」 「解釈」 「熟考・評価」 のステップを段階的に学習し、読解力を強化 していきます。 ★この講座は、 「言語力検定」 <(財)文字・活字文化推進機構> の基本方針を一部参考に開発いたし ました。 コース内容詳細(実施要領)は、こちら をご覧ください。 |
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