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TOP塾長日記 いいお話を・・鷹揚のススメ

2017年03月19日 日曜日 鷹揚のススメ     ( 塾長日記 いいお話を・・ )

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「大変困惑しております・・・〇〇すべきではないでしょうか!」 とつい語気を強めてしまいました。
実は、ある業者との電話のやり取りで、私の発してしまった雑言です。
品違い・不良品・納期遅れなどが続いたため、思わず口をついて出てしまった上から目線の “〜すべき” の言葉。
瞬間的に 「あっ、言ってしまった!」 と暗い心持ちになりました。

「すべき思考」 あるいは 「べき思考」 というものをご存知でしょうか。
「〇〇すべき」 がまず優先される思考癖の1つです。
この 「すべき思考」 に陥ると、自分が優先され、相手のことが考えられなくなってしまいます。
この思考癖によって角が立って相手との関係が悪くなるばかりでなく、自分にも厳しくなりがちとなり、がんじがらめとなって、強いストレスを感じてしまいます。
つまり、心のゆとりがない状態になってしまいます。

昨今、日本だけでなく世の中全体が、どことなく “〜すべき” というような風潮が強いような気がします。
自分自身で 「今、 『すべき思考』 になったな」 と思うことによって、かなり気持ちが楽になります。
「すぐやるべきでしょう」 「きちんと言うべきでしょう」 「〇年生だったら、理解すべきでしょう」 「勉強すべきでしょう」・・・と、少々凝り固まった頭で対応してしまい、緊張感のある状態が続いていたら、ふっと気持ちを緩めることも必要だと思います。

「〜した方がいいよね」 「〜できたらいいよね」 と少し気楽に構えたり、言い方を柔らかくしたりすることが効果的です。
もちろん、しっかり 「頑張るべき」 ときもあります。
逆に、「頑張らなくてもよい」場面も存在します。
双方のバランスとメリハリをつけることが肝要ではないでしょうか。


 

 

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